しきる

しきる
I
しきる【仕切る】
(1)隔てを設けていくつかの部分に分ける。

「カーテンで部屋を~・る」

(2)物事を適切に処理する。 とりしきる。

「長門守が~・つてお詫びとこそ聞いたれ/桐一葉(逍遥)」

(3)取引の決算をする。

「算用はけふ残らず~・つて/浄瑠璃・氷の朔日(上)」

(4)さえぎる。 ふさぐ。

「ミチヲ~・ル/日葡」

(5)相撲で, 力士が仕切り{(3)}をする。

「両力士が~・る」

‖可能‖ しきれる
II
しきる【頻る】
〔「頻(シ)く」と同源〕
(1)何度も繰り返し起こる。 また, さかんに引き続いて起こる。

「酒の香, 物煮る匂~・りて/金色夜叉(紅葉)」「東宮の御使ひ~・りてある程/枕草子 104」

(2)動詞の連用形に付いて, さかんに…する意を表す。

「降り~・る雨」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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